感染対策向上加算2、地域連携加算の取得について

当院は、令和5年1月より「感染対策向上加算2」及び「地域連携加算」を取得いたしました。
当院では、患者様の院内での感染対策に努め、令和3年度まで「感染防止対策加算2」を取得しておりましたが、令和4年度の診療報酬改定の要件変更により、個々の医療機関等における感染防止対策や地域の医療機関等が連携して実施する感染症対策が求められたことから、一時当該加算を辞退しておりましたが、再取得に向け体制を整備し、関東信越厚生局へ届出を行い受理されました。

感染対策向上加算2、地域連携加算における取り組み

①専任の院内感染管理者(ICD)を配置し、感染予防・抗菌薬適正使用についてのマニュアルを作成し、職員に院内感染防止対策に関する研修を年2回実施しています。
②年4回、感染対策向上加算1に係る届出を行っている医療機関が主催するカンファレンスに参加しています。また、新興感染症の発生等の有事の際の対応について事前に協議し、連携に係る体制を整備しています。
③ICTチームにより、1週間に1回、院内を巡回し院内感染事例の把握を行うとともに、院内感染防止対策の実施状況の把握・指導を行っています。
④新興感染症の発生時等には、県からの要請を受け感染症患者又は疑い患者を受け入れる体制を有し、神奈川県のホームページで公開しています。
⑤抗菌薬の適正使用を監視するための体制を有しています。
⑥新興感染症の発生時等に、感染症患者又は疑い患者を受け入れることを念頭に、汚染区域や清潔区域のゾーニングを行うことができる体制を持っています。
⑦感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関が主催するカンファレンスに参加し、感染症の発生状況、抗菌薬の使用状況等について報告を行い、連携強化加算を算定しています。