当院のモットーは「心やさしい看護と行き届いた介護の安らげる施設となり、患者さん一人ひとりに応じた療養生活をチーム医療で実現すること」です。
当院の患者さんは、ほとんどの方が長期療養を余儀なくされています。そのため、病室は患者さんや家族にとって安心して安らげる場である必要があります。
ナイチンゲールは、「すべての病気は回復過程ある」「看護とは患者の自然治癒力がうまく働くように、その回復過程を手助けすることである」と述べています。
「風や光を感じられるように窓を開ける」「優しく声をかける」「歯磨き、タオルで手や口を拭く」このような日常生活援助にこそ患者さんの生きる力を引き出す関わりがあります。
看護職、介護職は患者さんの最も身近にいて、看護、介護をしています。日常生活援助の中では、「その人らしさ」を尊重し、「生きること」の価値を大切にしています。
看護部は、各セクションの目標達成に向けて、看護職と介護職が協働しています。
患者さんや家族が平塚十全病院に入院して良かったと思っていただけるような病院、また職員がこの病院で仕事をして良かったと思えるような病院を目指しています。
看護部長 鷲塚明子
